夢の書籍検索システム 

読書の秋がやってまいりました。

大抵の図書館や本屋さんには
「書籍検索システム」がありますが、
さらに進めて、
読むべき本を先回りして教えてくれるような
システムができないものでしょうか。

現在の自分の情報をデータ入力しすると、
それに合わせた本を検索してくれるという
「人生のナビゲーター」的なシステム。

年齢や性別、趣味、ライフスタイルなど基本情報の他、
詳細情報として最近あった出来事や、
今の心情、悩みなども入力します。

すると、入力情報を基に、
古今東西の書物の中から
ベストチョイスされた本が検索されるわけです。

検索結果▼
「今のあなたが読むべき本は、『○○○○』です」
という具合に。

詳細情報の入力が面倒な方は、
ブログなどのURLを入力しておけば
勝手に読んで判断してくれます。


検索結果の表示については、
勧め方や口調なんかも設定できると楽しいですね。

設定例:「気さくな友人風」
     ↓
「悪いこと言わないからコレ読んどけって!なっ?」


設定例:「優しいお姉さん風」
     ↓
「こういうの好みだったよね?よかったら読んでみてね」


設定例:「誉め育て風」
     ↓
「ちょっと難しいけど、あなたなら理解できると思って」


本の嗜好と設定によっては

「悪いこと言わないからコレ読んで反省しろ」
「かなりエロイけど、あなたなら喜ぶと思って」

なんてことにも。


行きつけの本屋の店長さん(昔なじみ)が、
これに近い役割を果たしてくれています。

「今、○○系の仕事してるんだったね。これどう?」
「業界の本の中じゃ売れ筋だけど、持っとく?」
(助かります)

「魚とネコちゃん関係はこっちね」
(覚えていてくれたんですね)

「しりあがり寿新刊。奥さん(西家ヒバリ)もあるよ」
「つげ義春、全集どう?」
「ほい!山岸さんと青池さん出ましたで」
(好みのラインをよくご存じで)

「百鬼夜行抄と文鳥様取ってあるから」
(いつもすみませんね)

「丸尾末広と花輪…」
「綾波レイフィギア付…」
「BL…」
(そこまでマニアでは…)

などなど。

Iさん、いつもありがとう。

結局、スゴイシステム考えても
人にはかなわないってことなのかなあ。

設定は選べないけど。

似顔絵に怒る男の子 

美術系短大に通っていた学生時代、
文化祭で似顔絵を描いていました。

学生による似顔絵ブースは結構な人気を集め、
描き始めてすぐに待ち人の列ができました。

私の隣で似顔絵を描いていたのは、
プロの似顔絵作家を目指していたK君。
目標は「山藤章二」だそうで、
努力家で実力もあり、
みんなから一目置かれる存在でした。

黙々と筆を動かす描き手と
黙って座っている客という、
文化祭で最も静かだろうブース。
その静寂を破りいきなり怒鳴り声が。

「似てねえよ!!」
「なんだよこれ!!」

顔を上げると、
K君の前に座っていた若い男の子(高校生ぐらい)が、
顔を真っ赤にして怒っていました。

男の子は私に
「ねえ、これ見てよ!
 俺、こんな顔じゃないよね?」
と、描き上がった似顔絵を見せました。

K君の画風は、極端にデフォルメしたややリアルなタッチ。
似顔絵は、男の子の特徴がオーバーに描かれたものでした。

まじまじと見比べることができなかったので、
似ているかどうかの判定はできませんでした。

「うーん…」と口ごもっていると、
「ね!全然似てないでしょう?」と興奮気味に聞いてきます。

「そうですね」と答えながら
K君とアイコンタクトを交わし、
私が彼の似顔絵を描き直すことにしました。

私の画風は簡略化したマンガタッチです。
美化するわけではないですが、
リアルなタッチで描かれたくない人たちには
人気がありました。

怒りと恥ずかしさで赤くなったままの男の子。
特徴となるようなパーツが見あたらない、
日本人の平均的な顔立ちだと思いました。

さて、似顔絵を描く上で重要なのは、
誰の目から見た顔を描くのか、ということです。

どういうことかと言うと、
子供連れで子供がモデルなら、親から見た子供を描き、
カップルなら、彼女目線あるいは彼目線、
ひとりなら本人が思う本人像を描けばよいのです。

自分の似顔絵を描いてもらおうとする人は
ナルシシストな傾向はあると思いますが、
必ずしも美形に描かれたがる人ばかりではないのが
難しいところです。

男の子は、大人びた目をしていてちょっと淋しげなイメージ。
これで間違いないよね?

少し緊張しつつ描き上げると、
男の子は
「そうだよな!俺ってこんな感じだよな!」
と、大満足の様子。


文化祭が終わり、いきさつは忘れましたが、
K君が私の似顔絵を描いてくれることになりました。

似顔絵を描き終えたK君、
色紙をこちらに渡しながらこう言ったのです。

「たまちゃんてさあ、
 何となく山田邦子のイメージなんだよねー」

ふっ…。

アンタ一生、山藤章二はムリだわ。
あたしゃ○○科の中森明菜って言われてんだよッ!

いいかげんにして〜♪

フランス料理への野望と挫折(その間半日) 

ふと、材料やスパイスにこだわった、
本格的な料理の勉強をしてみようかと思い立ちました。

メジャーなところでイタリアンかフレンチか。
そうだなあ、本格的にやるならフレンチかな?

たまには高級な素材を揃えて、
たっぷり時間をかけて料理するのも悪くないじゃない。

ちょっとウキウキ。

図書館に行き、
分厚いフランス料理の本を探し出しました。
写真の色から、少し古い本のようです。

〜のパイ包みとか、
○○ソースがけとか、
本格的っぽくていい!

と思っていると、

「材料」というところで…

まだ何も加工していない状態の
トリさんやら、ウサギさんやら…

まあ、フランス料理の定番ですし、
当たり前なんですが。

調理の手順説明も何だかオペみたいだし…


「いただきます」は、
「命をいただきます」という意味だったな
と思い出したり。


まあ、アレですわ。
しばらく和食が続きそうです。

謎の食欲 

1泊2日で通夜と葬式に行ってきました。

故人は、十数年前から「もう長くない」と
医者に言われていた伯父。
それでも何度かの手術を乗り越え、
平均寿命近くまで生きることができたので、
しめっぽさはありませんでした。

滞りなく通夜・葬式が終わると、次に火葬。
斎場へ行けば収骨待ちの間に昼食が出され、
収骨後は寺に戻って初七日法要、その後精進落とし。
胃腸の休まる暇がありません。

ひさしぶりに会った叔母やいとこ達と、
食べて話して、飲んで食べて話して、
葬儀の2日間が終わりました。


人間、生きているうちは食べ続けるんだなあ。

生きているうちに「美味しい」ものを
「思う存分」食べたいよなあ。
死んだら食べられないんだもの。

なぜかずっと、
生きていること=食べることの幸せ
について考えていました。

普段の私なら、
帰ってから整腸剤を飲んで、
翌日は朝食抜きというのが定番です。

ところがこの日は違いました。

帰路に就く頃にはまたお腹が空いていて、
帰宅するまでにドーナツとラーメンを食べ、
さらにその後、たい焼き屋さんに寄りました。

中身は3種類かあ…と眺めているうちに、
(食べたいものは食べられるうちに)
という強い思いに突き動かされ、
粒あん、カスタードクリーム、お好み焼きの
3種類全部買うことに。

※現在の私はアイアンストマックではありません。


帰ったら体重が3キロも増えていてびっくり。
そして、一晩ぐっすり眠ったら
2キロちょっと減っていてまたびっくり。

…伯父さん、甘党だったね?

故人のせいにしたら悪いと思いつつ、
なんだか納得のいかない食欲に襲われた、
葬儀その後でした。

好きな言葉、嫌いな言葉 

好きな言葉は?と聞かれたら、
次のふたつを答えます。

『人間万事塞翁が馬』

『禍福はあざなえる縄のごとし』


どちらも似たような意味ですが、
良いときは自戒、
悪いときは励ましにつなげられる言葉です。


逆に、嫌いな言葉。

『ちゃっかり』

ものすごくムカつきます。

『ちゃっかり』の内容は
「ずるい」「卑怯」だったりするのに、
『ちゃっかり』と言えば何だか可愛くて
許せてしまうようなニュアンスがあるからなんだと思います。

「もうっ、ちゃっかりしてるんだから(笑)」みたいな!?
許さーーーーーーーん!!!(怒)

…ハアハアハア。

「小悪魔」とか「ちょいワル」も嫌いじゃ!!
(ドウドウドウッ!to 自分)